鹿角で玉網補修用の針を作る

この処、1ヶ月以上を掛けて製作依頼を受けた玉網を2セット作っています。

もう、9割方の出来上がりで、漆の塗り重ねと、網の取り付けを残すのみです。

タナゴ釣り用の玉網ですので、継いだ全長1メートル、

仕舞い寸法30センチ、収納筒の長さ35センチ、網枠の直径16センチ

となっています。

竿尻には、本象牙を貼り付けてありますので、念の為、象牙製品製作販売の認定証を表示しておきます。

網枠には、ピアノ線をビニールパイプで被覆した内枠も作ります。

内枠がズレないように、枠基底部に穴を開け、

L字型に曲げたピアノ線の内枠の両端を、この穴に差し込んで固定させます。

このようにして、内枠の長さは、実際に仮セットして決めます。

網は、市販品のフラシをチョン切って作っています。

前置きが長くなりましたが、この網のかがり付け作業用に、鹿角で針を作りました。 

画象の左側から

 ・素材の鹿角

 ・中カットしたもの

 ・さらに細くカットしたもの

 ・それを加工して作った針

針先は少し丸めてあり、金属の縫い針のように鋭く刺さらないので扱い易いのです。

それに、老眼でも糸を通せるように針メド穴を大きく作っています。

このように、私は必要に応じて、何でも作ってしまいますので、船が難破して無人島に流れ着いても、自分で服も作ったりして生き延びられそうでしょう?